老犬のつぶやき その1 2014.年4月21日
「可愛い老齢犬の心を感じながら看取りました」
お父さん、お母さんへ、 沢山の愛情をありがとう・・・
僕が死んでも悲しまないで下さい。
日々精一杯の愛情とお世話に、いつも感謝していました。
大好きな二人が、偶々居ない時に僕は旅立ちましたが、
二人が迷いながら決めてくれたJDSで、
充分お父さん達の愛情を感じながら、余生を送る事が出来ました。
楽しい思い出ばかり、沢山ありますが、
僕が死んで、これから、お父さん達は
悲しむばかりの日々を過ごすのでは? と心配です。
人に寿命や運命が有るように、僕たち犬族にも、
必ず「その日」は来ます。
元来僕達の寿命は、人の三分の一位なのですから、
二人に幸せな時間を沢山貰えて、本当に感謝しています。
いつか心が癒えて、犬好きな二人が僕の代わりに
可愛がりたい愛犬に巡り会えるよう、願っています。
本当に沢山の愛情を、ありがとうございました・・・
☆ ☆ ☆ JDSより一言 ☆ ☆ ☆
ゴン(仮名)は、当所で6ヵ月間お世話した柴犬(オス)でした。
一般に犬族は、最後を迎える際、とても潔く生涯を閉じるようです。
大好きな飼い主に、心配や悲しみを残さないための
気遣いかと思うような最後を、看取る事が多くあります。
合掌 ☆ ☆ ☆
↑ 最後には立ち会えなかった会員飼い主様の代りに
火葬場に行く前の、安らかに永眠した姿です。
次回も老齢化する飼育犬と、飼い主の問題をお話ししたいと思います。
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