私もクーと過ごす日々を大切にしたいので、遠い先までも知っておきたいと感じました。
そこでJDSさんと相談して、バウが最後にお世話になった慈苑さんをお訪ねました。
慈苑さんは、茨城県笠間市で、ペット火葬供養をされています。
見学のお願いをご担当者の方に快く承諾して頂け、緊張と敬虔な心で、
各施設を拝見させて頂きました。
受付で申込をして控え室で待ちます。緑に囲まれた東屋風の佇まいが
心を落ち着かせてくれます。辺りは静寂につつまれ、おだやかな風を感じました。
そして火葬をして頂く施設に案内されました。
愛犬を看取る際は、祭壇で最後のお別れをして先程の待合室に戻ります。
やがて時間がたち、愛犬の遺骨と対面し、心を込めて採骨して
用意して頂いた骨壷に収めます。
その後は各位の希望で、納骨堂に収めたり、自宅に連れて帰るそうです。
納骨堂前には慰霊碑があり、人間の3分の一位の大きさの可愛い塔婆が、飼い主の愛情を偲ばせて、悲しさを感じながらも思わず微笑んでしまいました。
また奥にも、合同葬で永代供養をする碑もあります。
生前の愛して已まなかった愛犬の遺影が沢山飾ってあります。
飼い主の新たな思い出と悲しみが想起されますが、
お参りする度に、少しづつ癒されてゆくのではないかと感じ取れました。
愛犬を亡くす事は、どんな事情でも悲しい事と思います。
それでもその時に最良のお別れが出来るのと、ただ悲しみにくれながら
心の整理が出来ないのでは、大きな違いと思います。
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飼い主が、いつまでも悲しんでいれば、愛犬も悲しみますよね。
そんな事を感じながら、厳粛な気持ちで、慈苑の方にお礼の挨拶をして帰宅しました。
連れて行ったクーと、ルームメイトのアポロンは、事情も分からず嬉しそうにしておりましたが、
飼い主としての責任と自覚を高めた意義のある訪問でした。
※慈苑さんは、そのままの検索で見られます。
ペットの慰霊全てを、良心的な料金で、して頂けると感じました。